ノルディックウォーキングに適した山

休みがいただけたので、山好きの長男と鈴鹿の最北端に位置する霊仙山(りょうぜんさん)へ登ってきました。もちろん、エクセルNWポールも一緒です。
朝7:00名鉄知多武豊発。9:00には登山口のあるJR東海道線柏原駅米原まで3駅の滋賀県)に着きました。
駅を降りると早速ポールを着け、登山口まで30分ほどアスファルトと林道を歩きます。年頃の長男は、ノルディックウォーキングをバカにしています。しかし、登山道に入り少しずつ斜度と足の疲れがましてくると格好なんか気にしている場合ではなくなってきます。試しに「使ってみる?」と差し出すとなかなか返してくれません。登りが連続する登山道でポールの有効性を実感するのは簡単なことでした。でも、私だって80㎏の体重を頂上までポール無しで運ぶのはごめんなので、即席のポールを長男にはあてがい、無事返してもらいました。

霊仙山はなだらかな山様で、ノルディックウォーキングに適した山です。山登りが趣味である私は、ノルディックウォーキングに出会う前からダブルトレッキングポールで山登りをしていましたが、ノルディックウォーキングの技術を身につけ久しぶりに山に登ってみると明らかに疲労を軽減させる有効な道具であることに驚かされました。
その視点で改めてポールや杖を持ち込んでいるハイカーを見てみると、ポールを持て余して有効に使えていないことが気になってしょうがありません。「ポールはそんなに前についてはダメ!」「ポールワークをもっと軽やかに!」といった具合。
そこで気づいた。そうか、トレッキングポールの重量はNWポールの2倍以上。取扱が軽やかに出来なくて当たり前ではないか。今回、ほぼ1年ぶりの登山でしたが、下山後も足ががくがくすることもなく、筋肉疲労も思いの外少ない。おまけに、登行スピードも50人近くいたハイカーの中で最速ではなかったか。
改めて、恐るべしノルディックウォーキング!

なだらかな尾根道。風も気持ちよく、ノルディックウォーキングには最適。sox_master